本技術研究組合は、産官学での連携を柱にして、未だ確立されていない飼育動物(イヌ・ネコ)向け細胞治療サービスの各プロセスを標準化し、あらゆる診療施設の獣医師が、安全かつ有効な細胞治療サービスを提供できる仕組みを実用化することを目的とした共同研究を行う非営利共益法人です(農林水産大臣・経済産業大臣の認可を受けて設立)。
本組合の活動においては、獣医師を中心とした組合員が連携し、培養、搬送、投与及び経過観察という細胞治療サービスの一連のプロセスを試験研究するとともに、これらについての自主的な基準を確立していくことで、飼育動物分野における適切な細胞治療市場の拡大に貢献してまいります。
薬機法および動物用再生医療等製品の関連法令・ガイドラインにおいては、細胞製品の販売・授与が規制されていますが、細胞治療に関わる獣医師様がPARMの枠組みの中で細胞加工(培養)にも関与して頂くことにより、有償の一般診療下での臨床研究へ参加する方式で細胞投与が可能になります。
動物病院様向け
Project description
協同研究の目的や体制、また、細胞治療の概要説明や当組合で実施している臨床研究の対象疾患などをご案内しております。