よくあるご質問

FAQ

動物病院様向け

動物再生医療技術研究組合(以下、当組合)への加入方法は?
当組合の担当員より、当組合の目的や活動内容、規則等についてご説明いたします。その上で、加入に必要な書類を規定用紙に従って作成いただき、当組合の事務局宛てにご提出いただきます。その後、当組合の理事会にて内容の確認を行い、決裁完了後、結果をお知らせいたします。
詳細につきましては、当組合の事務局までお問い合わせ下さい。
個人参加も可能か?
当組合員には、臨床研究(幹細胞療法)を実施いただくことが前提となりますので、原則、病院様単位での参加をお願いしております。
当組合への加入にかかる費用は?
2022年5月現在、加入費や年会費は一切掛かりません。なお、臨床研究(幹細胞療法)を行うにあたって、細胞投与数に応じた細胞治療サービスに係る手数料(搬送費用、技術サポート費用等を含む)をお支払いいただきます。
詳細につきましては、当組合の事務局までお問い合わせ下さい。
公式に認められた組織なのか?
農林水産省、経済産業省の認可を得て、2019年12月10日に設立・発足した組織です。
薬事承認とは違うのか?
当組合にて取り組む細胞治療の臨床研究は、自由診療の範囲で、当組合で定めた対象疾患及び規則に基づいて実施するものであり、薬事承認を前提としているものではございません。幅広い疾患に対し、迅速且つ柔軟に細胞治療が可能になると考えております。
当組合で扱う細胞とは?
皮下脂肪由来の他家の間葉系幹細胞(MSC)になります。当細胞は、当組合に参画するアニコム先進医療研究所(株)が持つ、ヒト再生医療の規準と同等レベルの品質管理体制・施設を活用して培養した、品質・安全性が担保された細胞になります。
細胞の安全性はどのように担保されているのか?
当組合に参画するアニコム先進医療研究所(株)にて、数種類の安全性試験を実施し、細胞の安全性を確認しております。また、当組合の細胞培養過程においても、生物安全性(コンタミネーションの発生有無等)を確認をしております。
日本獣医再生医療学会との関係は?
当組合は、日本獣医再生医療学会にて策定されたガイドライン『犬及び猫における再生医療及び細胞療法の安全性確保に関する指針(2018年4月1日施行)』を遵守する形で、細胞治療の臨床研究を行います。また、獣医療分野における再生医療・細胞治療の発展に向け、当学会と協働した研究発表や学術セミナーの開催等も、検討して参ります。

飼い主様向け

間葉系幹細胞(MSC)とは?
体内には、さまざまな組織に変化する細胞が存在し、この細胞は幹(かん)細胞と呼ばれています。
幹細胞療法(臨床研究)のメリット・デメリットは?
【メリット】
一般治療において効果・改善が見られない一定の疾患を対象に、主に体の炎症を抑えることで状態の改善を期待する治療法となっております。

【デメリット】
治療効果が見られない場合や血管内に幹細胞を投与することにより、血栓塞栓症もしくはアレルギー性の副作用が出る可能性があります。
PARMの臨床研究に参加するために費用はかかるの?
はい。PARMの臨床研究は、診療の一環で行われるため、飼い主様には研究における細胞を用いた動物への処置の実費等のご負担をいただいております。なお、ワンちゃん・ネコちゃんの状態や動物病院によって費用が変わりますので、詳しくは担当の獣医師にご相談ください。
幹細胞療法(臨床研究)ができる病院はどこにあるのでしょうか?
下記URLよりご覧いただけます。

【当組合加入動物病院】 https://parmcip.jp/hospital/
かかりつけ動物病院が組合の加入病院ではないが、幹細胞療法(臨床研究)はできないのか?
当組合の中で幹細胞療法(臨床研究)を行うことのできる病院は、組合加入動物病院のみとなっております。
そのため、当組合に加入いただいていない動物病院様では提供することができかねます。
ただ、未加入の動物病院様にお取り扱いのご提案をさせていただくことも可能でございますので、ご希望の際は当組合へご連絡いただけますようお願いいたします。
※その場合、お客様のお名前を使わせていただくこと、ご加入の確約できないこと、ご了承ください。